こんにちは。
秋を感じる今日この頃。
カッコつけてカーディガンを肩に羽織ったら普通に暑かったという。
最近横文字ばっかりのワードが続いておりますね。
今回は「リテンション」をご紹介。
知ってる人からすると、少し企業向けの言葉に感じるかもしれません。
ですが、リテンションについて知っておくと、「この会社は社員に長く働いてもらうために、どんなことをしているのか?」という視点で企業を見ることができます。
では早速参りましょう。
リテンションとは?
リテンション(Retention)には、「保持する」「維持する」といった意味があります。
人事の分野では、一般的に社員に長く働いてもらうための取り組みや、人材を定着させる考え方を指します。
慢性的な人材不足、終身雇用という言葉は過去のもとなり転職が当たり前になった現代社会。
企業としても長く働いてもらうために「職場環境の見直し」や「福利厚生を充実」などに注力する企業も増えてきました。
単純に「退職させない」ということではありません。
社員が、「この会社でもう少し働きたい」と思える環境をつくることが、本来のリテンションの考え方です。
いまリテンションを注目するべき理由
企業がせっかく採用した人材も短期間で退職してしまえば、また新しい人を採用して育てなければなりません。
採用には求人広告や面接などのコストがかかり入社後にも研修や教育が必要です。
また、経験を積んだ社員が辞めればその人が持っていた知識やノウハウが会社から失われてしまうこともあります。
そのため企業にとっては、「採用すること」だけでなく「入社した人に長く活躍してもらうこと」も大切になっています。
そこで重要になるのがリテンションです。
リテンション施策にはどんなものがある?
リテンションといっても特別な制度だけを指すわけではありません。
社員が働き続けやすくなるさまざまな取り組みが、リテンションにつながります。
① 働きやすい環境
休日や勤務時間、テレワークなど、無理なく働き続けられる環境を整えます。
② 納得できる評価
仕事の成果や努力を適切に評価し、給与や昇進などに反映します。
③ 成長できる環境
研修やキャリア支援などを通じて、社員が将来の成長をイメージできる環境をつくります。
④ コミュニケーション
上司との面談や社内交流などを通じて、悩みや不満を抱え込まない環境をつくります。
こうした取り組みのひとつだけではなく、複数を組み合わせながら働きやすい職場をつくっていくことが大切です。
転職する側にもリテンションは関係ある?
リテンションは企業側の言葉ですが、転職する側にとっても意外と重要です。
求人情報では、給与や休日、仕事内容をメインに見る方が多いと思います。
そこに追加で「入社した人が長く働ける会社なのか?」という視点からも見てみましょう。
たとえば、次のような情報は企業のリテンションを考えるヒントになります。
・研修制度やフォロー制度
・上司との定期面談(1on1)の制度化
・キャリアアップ制度
・有給休暇の取りやすさ、取得率
・社員の平均勤続年数や平均年齢
・離職率、定着率などなど
もちろん、ひとつの数字だけで良い会社かどうかを判断することはできません。
ですが、いくつかの情報を組み合わせることで、実際の働きやすさを想像しやすくなります。
求人を見るときのリテンション簡単チェック
気になる会社があったら、次の項目をチェックしてみましょう。
- 入社後の研修やフォロー制度がある
- 評価の基準や昇給の仕組みがわかりやすい
- 定期的な面談や相談できる機会がある
- 休暇や柔軟な働き方に関する制度がある
- 将来のキャリアについて考えられる環境がある
- 平均勤続年数や定着率などの情報を確認できる
※あくまで参考です。すべてにチェックが入る会社でなければいけないというわけではありません。
自分が働くうえで重視するものと照らし合わせながら確認してみることが大切です。
まとめ
リテンションとは、人材を定着させ、社員に長く活躍してもらうための考え方や取り組みのことです。
企業にとっては採用した人材に長く活躍してもらうための重要な取り組みです。
転職すら側として「入社した後も、この会社で働き続けられそうか?」という視点をもつためにもリテンションという概念を知っておくのは大切です。
社員として自分が働いている会社のリテンションはどうなのか?と一度確認してみるのもいいと思います。
ではまた次回、就職・転職用語集でお会いしましょう!