No.005 他人の欠点がすぐ目についてしまうあなたへ

今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

コミュ力ゼロ美27歳、今の会社に新卒で入社し任せてもらえる仕事量も増え、先輩と後輩に挟まれる立場になった今日この頃。
後輩の仕事をチェックすることが増えたせいか細かなミスなどを見つける機会が増えました。
特に経理という立場上お金を扱うので1円のミスや漏れがないことが当たり前のお仕事です。

当然大きなミスがあれば本人に確認をし修正をしてもらい同じことが起きないようにフローの見直し・ダブルチェックの徹底など対応はいろいろありますがっ…。
コミュニケーションという目線ではどうでしょうか？
仕事であれば割り切って細かく注意することも可能ですが、人間関係ではおいそれと指摘することはできないですよね。

性格の合う合わないありますし自分が神経質なだけのパターンもあります。
嫌なところばかり目についてしまうと相手の印象がどんどんネガティブな方向にいってしまいますね。

今回はそんな「他人の欠点」についてのお話です。
もしよかったら参考にしてくださいね。

渡瀬 謙

他人の欠点がすぐ目についてしまうあなたへ

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

完璧主義者にありがちな悪いクセ

「あの人はちょっと図々しいところがあるんだよな」

「この人はお金にルーズだし」

　人間関係が難しいと感じるときというのは、相手に視点が向いていることが多いものです。そしてその場合、相手の悪い部分に意識が向いていたりします。

　私のような内向型の性格の人は、完璧主義なところがあります。自分にも厳しい分だけ他人にも厳しい目を向けます。できている部分よりもできてない部分が気になって仕方がありません。

　ですから、どうしても嫌いな人や苦手な人が多くなってしまうのです。

　その性格を根本から治せとは言いません。ただ、自身の特徴を知ったうえで見方を変えることはできます。今回はそんな話です。

　そう積極的には参加しませんが、社会人時代の私もたまに同僚たちと飲み会に行きました。仕事をしているとどうしてもストレスがたまりやすいのか、話題は上司の悪口になることがよくありました。ただ、私はその場にいない人のうわさ話をするのは好きではありませんでした。

　でも一緒に飲みに行って、みんなの話を無視することもできません。そこで考えたのが、その悪口を言われている上司の良いところを探すことでした。

「でも、このあいだ部長と一緒に歩いていたら、落ちていた空き缶を拾ってゴミ箱に捨てていましたよ」

　同じうわさ話をするのなら、よいうわさを話題にしたいと思ったからです。

　正直に言うと私もその上司が苦手でしたが、悪口ではない話題を探そうとするとその人の良い面が見えてくるものです。これは自分でも意外でした。

　それ以来、私はイヤだと思っていた人でも、その人の良いところを探す視点を持つようになったのです。

すると、今まで拒絶していたような人でも、普通に会話できるくらいに変わりました。私にとっては大きな進歩でした。

　見方が変わると私生活でも変化がでます。友人と映画を観に行ったあとで、お互いに感想を話すときのこと。以前の私は、すぐにマイナス意見を言っていました。

「なんか、エンディングがいまいちだったね」

　どうしてもマイナス面が気になるので、それが先に口をついて出てしまうのです。でもそれに対して友人は、あまり話に乗ってきませんでした。その友人は映画を心から楽しんでいたからでした。

　変わった後の私は、やはりマイナス面は気になりますが、それをすぐに言わないようになりました。まず良かった点をいくつか言ってから、最後に、気になったマイナス面を言うようになったのです。

　その結果、前よりも会話が弾むようになりました。

　それまで会話がすぐに停滞していたのは、私がすぐにマイナス発言をしていたことも原因だと気づきました。何でもすぐに否定から入る人とは、気持ちのいい話にはなりませんからね。

　もって生まれた性格やクセはなかなか変えられませんが、視点や考え方は変えられます。他人の欠点にすぐに目がいってしまう性格なら、同時に良い点を探す習慣をつけることをおすすめします。

　人付き合いがぐんとラクになりますよ。

今回は「他人の欠点」にまつわるお話でした。
仕事場に嫌いな人が多い方、一度良い所を探すチャレンジをしてみるのはどうでしょうか。
それか自分の言動が他の人からみて「欠点」になっていないか見直してみるのもよさそうですね。
私も意識していきたいと思います！

では次の記事でまたお会いしましょう！
お疲れ様です！！