今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。
皆さんは普段プライベートと職場や外出先などで人との接し方、コミュニケーションを使い分けていますか?
職場や外出先では敬語や仕草、振舞い方に気を付けている方が多いと思います。
もちろんプライベートでも年上の方や友達や子供、家族など相手によって振舞いが変わる人も多いのではないでしょうか。
私は性格が暗いタイプの人間です。
自分の素の性格が暗いことを理解していてもやはり自分をよく見せたいと思う時があります。
私の中にあるコミュニケーション力のある人のイメージは「社交的で笑顔で明るくて優しくてよく喋る人」です。
初対面の人や社交的な場で自分をよく見せたい時に必死に理想の自分を演じることがあります。
やはり素の自分とギャップがある分かなり疲れてしまいますね。
今回はそんな性格にまつわるお話です。
もしよかったら参考にしてくださいね。
参考にしてくださいね。

ムリに明るく振舞おうとするのは自分を苦しめるだけ
渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より
明るい人が良い? 暗い人は悪い?
私の小学生のときの通知表には、いつも同じことが書かれていました。
「もっと明るく積極的に」
担任の先生が変わっても、書かれることは変わりません。それくらいに暗くておとなしい子だったのです。先生としては良かれと思ってアドバイスしている感覚なのでしょうが、私の受け取り方は違いました。
「あなたはダメな子です」
明るい性格になれない子はダメなヤツなんだと言われているように感じて、つねに劣等感を抱えていました。その頃から、明るい人が良い、暗い人が悪いというイメージが刷り込まれてしまったのです。
もしあなたが、まわりの人と比べて暗い性格の持ち主なら、同じような気持ちになっていると想像します。
すると次の行動も決まってきます。明るい性格に変わろうとするのです。頑張って笑顔を作って、無理をして大声で笑ってみたり、普段はあまり縁のない陽気なグループの飲み会に参加したり。とにかく頑張って自分の性格を変えようと試みます。
まあそれで変われる人もいるのでしょうが、私はまったくダメでした。無理して演じようとするほど苦しいだけで、常に人目を気にしているので神経が疲れ切ってしまったのです。これをいつまで続ければいいのだろう? ヘタをすると一生か?
暗い性格のままでもダメだし、明るくなろうとしても苦しい。当時の私は何をやってもストレスばかりを抱えて生きていました。
そこであるとき考えました。
「どっちにしても苦しいのなら、もう開き直って何もしないで普通にしていよう」 そう、自分を変える努力を止めたのです。すると……。
ウソのように自分もまわりもラクになる方法
開き直って、おとなしい性格のままでいることは、やはり罪悪感があります。このままではダメだという気持ちや、まわりの人から避けられるのではないかという恐怖心もありました。
ところが、それは私の勝手な思い込みでした。嫌われることもないですし、仕事も普段通りに進んでいます。むしろまわりの人たちが以前よりも優しく接してくれる感じがしました。
あとで聞いてみると、私がもともとおとなしい性格だということは、みんなわかっていたそうです。明るく振舞おうと演じていたのはバレていたんですね。なので、私が無理に演じなくなったのを見て、余計な気を遣わなくても済むようになったとのことでした。自分だけでなくまわりにも負担をかけていたようです。
よく考えてみれば、10人で飲みに行ったら全員が明るく元気な人ばかりではありません。話がうまい人ばかりのわけでもないです。盛り上げ役の人がいて、ときどきツッコミを入れる役がいて、まわりで笑っている人がいて、静かに微笑んでいる人もいる。いろんなタイプの人間がいることが、当たり前のことでした。
人はそれぞれ顔が違っています。だとしたら性格もそれぞれ違っていても何も不思議ではありません。単に個性が違うだけの話です。
そのことに気づいてから、私は気持ちがとってもラクになりました。小学生の頃から抱えていたコンプレックスが消えたのです。
そして、今の性格のままでコミュニケーション力を高めるにはどうしたらいいのかということを考えるようになりました。すると今までの苦労は何だったんだと思うくらい、ラクにゴールできる道を見つけることができたのです。
もって生まれた性格はあなただけの個性である
もしかして私が無理してテンションを上げているのもバレている…!?
私がこうして今の会社で問題なく働けているのは周りの人が私の性格を理解して接してくれているからかもしれません。
私が無理しているせいで周りの人に負担をかけていたら申し訳ないですね…。
今回は暗い性格に悩む私にはぴったりのお話でした。
私には私にあったコミュニケーション力の上げ方を探すのが良さそうです!
まずは自分の性格を個性としてしっかり受け止めて何が長所で何が短所なのか考えてみたいと思います。
では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様でした!!