No.015 社内に苦手な人がいるのは当たり前

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

突然ですが皆さん職場や自身が関わっているコミュニティに苦手な人はいますか?
私は…残念ながら3人ほど顔が浮かびます。

仕事のスタイル、性格、こだわり・趣味など人によって千差万別は当たり前の世界で更に組織として多くの人と関わるとなるとどうしても苦手な人、ソリが合わない人が出てきますね。
プライベートであれば関係を切ることも可能ではありますが職場など領域が変わるとグッと難易度が上がりますね。

そんな時どんな形で接していくのがいいのでしょうか。
今回はそんな「社内に苦手な人がいる」というお話です。
もしよかったら参考にしてくださいね。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

社内に苦手な人がいるのは当たり前

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

人に対して苦手意識が強い方へ

 自分のまわりに好きな人だけしかいなかったらどんなにいいでしょう。誰からもイヤなことを言われず、意地悪もされることがないとしたら、きっと居心地が良いに決まっています。

 しかし社会の一員といて生きている以上、それはかなり難しいことです。どうしても苦手な人や嫌いな人が出てきます。
 とくに私のように内気で神経が細かすぎるタイプの人間には、好きな人よりも嫌いな人のほうが多くなりがちです。前にも言いましたが、人の良さよりも悪い点が目につきやすい性格だからです。
そうなると、会社などの集団活動を行う場には、必ずといっていいほど苦手なタイプが存在することになります。いや、なにもあなたの気持ちを落ち込ませようとしているのではありません。こればかりは仕方がない事実として、一旦受け止めてほしいのです。

 そのうえでどうすべきかを考えましょう。
 まず、嫌いな人を好きになれるかという問題。ムリに好きだと思い込もうとしても根本的な解決にはなりません。心の中で必ず反発が起こります。

 では、嫌いな人とは付き合わないようにすればいいかというと、そこにもムリが生じます。一緒に仕事をしている以上、どうしても接する機会はあります。嫌いだからと言って口もきかないとかでは仕事に支障が出てしまいます。
 その上でひとつの考え方として、前項でもお話しした「個性」として受け止めるという方法があります。人はそれぞれ違っていて当たり前。だからぶつかることもある。これを自然の定理として飲み込んで自分を納得させるというもの。強引ではありますが、自然には逆らえません。

 ただこれらのことは、どちらかという自分に言い聞かせる的なマイナス思考です。もっとプラスに作用する対処法があるのでご紹介しましょう。

徹底的に仕事だけの関係と割り切る

 かつて私が会社勤めをしていたときに、どうしても嫌いな課長がいました。彼は偏見がひどく、部下のえこひいきも露骨にするような人でした。私が避けているのを気付いているのか、彼も私を避けていました。
 そんな状態が続くと、仕事もやりにくいものです。
 ある日、私は他の社員の前で企画書の出来が悪いと、彼から嫌味なくらいに叱られました。嫌われているのはわかっていたもののショックでしたね。その場では謝りましたが、その後もわだかまりが消えません。
 そこで私はある作戦に出ました。
 まず、その上司のところへ行って、再度謝りました。

「さきほどはすみませんでした。以後気を付けます」

「ああ」

「それで、別の企画について相談したいのですが……」

「なんだ」

「はい、以前課長が手掛けていたプロジェクトと似ているようなので、アドバイスいただけないかと」

「どれ、見せて見ろ」

 その後、課長はものすごく丁寧にアドバイスをくれました。どんなにお互いに嫌いだとしても、仕事の話は別です。それが共通の目的でもあります。単にぶつかり合うのではなく、共通の目的を掲げることで接点を持つことに成功しました。それにやはり部下に頼られるというのは、悪い気はしないようです。
 あえて、仕事の相談に行くというのもアリだということを覚えておいてください。

苦手な人とは1つの接点を持つだけでいい

嗚呼…私の新卒の頃を思い出すお話です。
今以上にコミュニケーション能力が低かった新卒時代、毎日上司には怒られていましたが仕事以外の雑談や接点は一切ない関係でした。
上司から見れば私自身が「苦手な人」だったのかもしれません。
あれ?渡瀬さんの対策を実践されていたのは私…?

今回のお話はいかがだったでしょうか。
人間関係でも262の法則が使われるくらい「嫌い・苦手な人」は必ずいるという考え方もあります。
嫌いな人がいない環境を探し続けるより自分なりに対策しながら組織に馴染む方が楽かもしれませんね。
私も苦手なあの人とあの人とあの人との関わり方をいま一度考えてみたいと思います。

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様でした!!

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