今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。
皆さんは人前で何か話をすることは得意ですか?
私は子供の頃からあがり症だったのでどうしても人前で話すイベントは避けがちです。
一歩人前に出て数十人の視線を感じてしまえば心臓バックバク、頭マッシロシロ、顔マッカッカ…そしてNow Loading。
…可能であれば引き受けたくありません。
しかし新人歓迎会でのあいさつ、定例や朝礼での報告・発表、社内イベントでの司会進行、はたまた現場での点呼など。
大なり小なり社会人になると人前で何かを話さなければいけないタイミングが必ずきます。
今回はそんなあがり症の人必見のお話となります。
もしよかったら参考にしてくださいね。

あがり症でも人前で話ができるようになる
渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より
セリフが飛んで逃げ出してしまった過去のトラウマ
人前で話すなんてとんでもない。そう思っている人もいるでしょう。とくにあがり症の人は、たいてい過去にイヤなトラウマを抱えているもの。あんな恥ずかしい思いは二度としたくない。だから絶対に人前には立たない。そんな誓いを立てている人もいるかもしれませんね。
私もかなりのあがり症です。小学校の授業中に先生から指名されるだけで、もう全身に大汗をかいてしまって、顔は真っ赤に変わりました。あがり症の人ならわかると思いますが、自分で自分の身体がコントロールできない状態というのは、本当につらいものです。ですからできる限り人前に立つことを避けて生きてきました。
ところが社会人になると、半強制的に人前で話さなければならないときが訪れることがあります。
新商品の発表会を代理店の人たちの前で行うことになりました。私も含めて4人の営業マンが交互に演壇に立つ予定です。もちろん断ることなどできません。
「まあ、10分程度だし、セリフも決まっているからできるだろう」
それに大人になったのだから少しはあがり症もなくなっているかもしれない。そんな気持ちで当日を迎えました。
しかし現実は甘くありませんでした。演壇で大勢の人の前に立つと、とたんにあがってしまい、セリフが完全に飛んでしまいました。私は、無言のまま頭を下げて逃げるように演壇を降りました。
「ああ、やっぱり自分には人前で話すことは無理なんだ」
恥ずかしいやら情けないやらで、上司の顔もまともに見られませんでした。
そんな私が、20年後に1000人以上の人前で話をすることになるとは、想像すらできませんでした。
うまく話そうとしないことがあがらない秘訣
いま私は、年間50回くらいのペースで講演をしています。受講者は20人程度の場合もあれば500人規模のときもあります。時間は90分から長いときで6時間。その間ずっと一人で話をします。もちろんあがらずに、むしろリラックスしてしゃべっています。
ただ、あがり症が消えたわけではありません。今でも立派なあがり症です。急に話を振られたり、慣れない環境に行ったりするとすぐにあがってしまいます。
以前、TBSの番組「マツコの知らない世界」に縁あって出演したことがあるのですが、そのときは久しぶりにあがりました。予定していた内容から外れてアドリブが入ると、もうダメでした。うまく編集していただき、なんとか番組になったから良かったですけどね。
大勢の前でもあがらない私なりのコツを2つお教えしましょう。
過去のあがり症で気弱な性格について体験談を交えながら自己紹介するのです。
すると、壇上で失敗してもあがっても許される雰囲気が作れます。
うまく話そうとする必要もないのでリラックスできます。
ですから私のなかでは1対1のイメージです。
呼称も「みなさん」ではなく「あなた」を使います。すると緊張も和らいで話しやすくなります。
また、聞く側の立場から見ても、講師と自分との1対1なので、むしろ親和性が高まって聞きやすいのです。
ぜひお試しあれ。
自分はあがり症だと最初に言ってしまえばいい
自分があがり症だと事前に知ってもらうのはとても効果がありそうです!
私は声も小さいので発表中ちょっとでも後ろの人が首を傾げたりするとドキッっとしちゃいます。
今回の2つのコツはとてもタメになりそうです!
今回のお話はいかがだったでしょうか。
人前で話すことが苦手な人は結構それ自体が大きな悩みになっている人も少なくないと思います。
特にビジネスの場合は大体が結果に繋がる大事な発表だったりしますからね。。。
次の発表の機会までには一皮むけたいところです。
では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様でした!!