No.020 うまい雑談とは、相手に話してもらうこと

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

今回は引き続き「会話の基本」編ということで会話についてのお話になります。
前回の記事から続いていますので先にNo.019を読むのがオススメです!

前回では話題がないときの悩みが中心のお話でした。
今回はもう少し深い雑談とコミュニケーションについてのお話となります。
もしよかったら参考にしてくださいね。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

うまい雑談とは、相手に話してもらうこと

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

しゃべったほうがコミュニケーションがヘタ!?

 会話に行き詰ったら、相手の知っている話題を使えばいいということは、前項でお話ししました。これは話題探しに困った場合だけに限りません。話題を豊富に持っていて、しかもしゃべりが上手な人でも使うべきなのです。雑談を例にとって解説しましょう。

 私は雑談を2種類にわけて考えています。ひとつはプライベートの雑談。友だち同士などで行うもので、これはもう楽しむことを主体にしています。
 もうひとつはビジネスの場での雑談です。社内での同僚との雑談や、外部のお客さまとの雑談などで、単に楽しむというよりは、コミュニケーションを円滑にして仕事をやりやすくするためのものです。本書ではビジネス雑談を主体に取り上げます。

 会社の昼休みに同僚と2人でランチに行きました。その同僚はとてもおしゃべりな人で、お店までの歩く道ではもちろんのこと、食べている間もずっとひとりでしゃべっていました。まあ、こちらとしてもしゃべってくれる人のほうが助かるので、黙って聞き役に徹していました。
 ただ、いくら聞き役でいいといっても、人の話をずっと聞き続けるというのはかなり疲れます。きちんと相づちを打つためにはそれなりに集中して聞かなければなりません。それが興味がない話だと眠くなったりもします。さすがに無口な私でも、聞かされる一方の話というのはしんどいものです。

さて、この場合、コミュニケーションという視点で見るとどうでしょう。2人の間には確かに会話(一方通行ですが)が存在しますが、聞かされる側からすると、相手に対してあまり好感を持てません。むしろ、「今後ランチに誘われたら断ろう」などと思ったりします。これが、ビジネスの場ではヘタな雑談なのです。
 ということは、うまい雑談というのは、その逆をやればいいのです。

話題に困っビジネスの場ではしゃべらないほうが有利たら相手の脳を使えばいい

 今度はお客さまと営業マンの雑談で見てみましょう。営業側としてはお客さまに気に入られて、ビジネスがうまくいくようにしたいところです。
 ここでおしゃべりな営業マンがいたらどうでしょう。お客さまの前で一方的にしゃべりまくってしまうと、先ほどのように「もう会いたくない」と思われて、仕事もうまくいかなくなります。これはマズイですよね。

 一般的に人はしゃべると気持ちよくなります。これは無口な人にも言えることです。きちんと相手が話を聞いてくれると、私のような人でもつい話したくなるものです。おしゃべりな人は、面白い話を相手に聞かせようというよりも、しゃべって自分が気持ちよくなりたいという場合が多いのです。逆にこの心理をうまく使えば、相手に好感を持ってもらうことも可能になります。
 ビジネスでの雑談は、「いかに相手に好感を持たれるか」を主体にしましょう。  つまり、相手に気持ちよく話してもらう場にするのです。これはお客さま相手の場合だけとは限りません。対上司や対先輩の場合も同じです。
 たとえあなたがどんなにしゃべりがうまいとしても、相手にたくさんしゃべらせる雑談を心がけたほうが、その後の仕事は圧倒的に有利に働きます。その意味では、営業マンは、お客さまに話してもらう雑談力を身に付ければ、無敵と言っても過言ではありません。

 自分がしゃべりが苦手だから相手に話してもらうというのもありですが、それ以上に相手に話させることの優位性を知っておいてください。

ビジネスの雑談は、いかに相手にしゃべってもらうかがキモ

同僚とのランチはほぼ毎回聞き役になる私です。
誘ってもらえるだけでもありがたいですがたしかに思い返すと一方的なコミュニケーションになっていますね。
せっかくのランチですしお互いに楽しめるような会にしたいですね。

いかがだったでしょうか?
今回はビジネスシーンでのお話もあるのでちょっと難易度があがりました。
営業での相手に気持ちよく話してもらう重要さと優位性…!
弊社の営業さんもそんな高度な技術を駆使して日々闘っているのでしょうか…。
わ…わたしは経理という立場で援護させていただきますね。

ちなみに今回の「相手にしゃべってもらう」ことの重要性に関しては下記2つの過去記事でも触れています。
是非読んでみてください。

次回は「相手に喋ってもらう」ために意識することについてのお話になります。

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!

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