No.030 苦手な上司と一緒に乗り物に乗るとき

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

新幹線など長時間の移動は皆さん好きですか?
旅行だったりイベントへ向かう時だったりする時は移動時間もまた楽しみのひとつですね。

仕事でも時折出張だったり取引先への往訪という形で長時間の移動となる場合があります。
一人での移動であれば気楽なのですが私のようなタイプはどちらかというと誰かの付き添いであることが多いです。
問題は「誰の」付き添いなのか…という所です。

今回はそんな逃げ場のない移動時間についてのお話です。
もしよかったら参考にしてくださいね。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

苦手な上司と一緒に乗り物に乗るとき

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

新幹線で2時間隣同士の席……どうする?

 逃げられない空間で誰かと二人きりになってしまうというのは、とくに雑談を苦手としている人なら避けたい場面です。やむを得ずそんな状況になってしまったらどうしたらいいのでしょうか。

 仕事をしていると、ときには地方へ出張になることもあります。ひとりで行くのならむしろ気楽でいいのですが、誰かと一緒に行くとなると話はべつ。しかもその誰かが苦手な上司だったりするともう地獄ですね。

「おい、今度の出張は俺も一緒にいってやるぞ」

 そう言われたら、断れません。当然ながら席も隣同士で予約することになります。
 たとえば新幹線で片道2時間かかるとしたら、その間ずっと一緒に過ごすことを考えるとゾッとします。

 席に座るなり、イヤホンで音楽を聴きはじめるとか、本を読みはじめるなど、いきなりひとりの世界に入るのは、当然ながらまずいです。あなたと話をする気はありませんとシャットアウトする行為は、たとえ相手がどんなに嫌いな人だったとしてもやってはいけません。そんなことをしたら、評価もさがりますし、会社に戻ってからの関係が余計に悪くなるでしょう。

渡瀬 謙

 やはりここは、会話をする必要があります。しかも、場つなぎ程度のものではなくて、自分の評価を上げる会話です。

「過去」から入って「教えてもらう」で決まり!

 このコラムをここまで読んできたあなたなら、すでにどう対応すればいいのかをイメージできているのでは?
 そうです、「過去」と「教えてもらう」というキーワードが思い浮かべばもう大丈夫です。

「部長、せっかくの機会なので、いろいろと教えていただいてもいいですか?」

 まずこのように、これから質問しますけどいいですか、という打診をします。
 そのうえで、

「部長が新人の頃って、やっぱり優秀だったんですか?」
「同期にはどなたがいるんですか?」
「部長は最初から営業だったんですか?」

 このような切り口だと入りやすいでしょう。過去の質問をすることで、答えやすい上に親近感を持ってもらえます。その答えに対してさらに深堀しながら会話を続けていきましょう。そして上司にたくさんしゃべってもらうことが重要です。

 最初の話題が一段落したら、次にこのような相談をするのもありです。

「部長はいままで仕事で行き詰ったりしたことはありましたか?」
「じつは、いまちょっとうまくいかなくて悩んでいるんです」
「何かアドバイスをいただけませんか?」

 このように部下から相談されれば、上司としては真剣に答えようとするでしょう。
いくら苦手意識があったとしても、仕事の話にはきちんと答えてくれるものです。
 真面目な会話を一度でもすると、お互いの距離感がグッと近くなります。
 すると出張から帰ったあとは、以前とは違って話しやすい関係になっていることに気づくでしょう。それは上司にとっても同じことです。

「いままでは何を考えているのかわからないヤツだったが、話してみると案外素直な性格で好感が持てるな」

 苦手だった雑談も、このようにプランを立てて行えば、印象や評価アップにもつながります。上司と二人きりになったときこそ、じつはチャンスなのです!

渡瀬 謙

ピンチをチャンスに変えるのは「聞く雑談」です!

コミュ力ゼロ美

嫌いなあの人と二人で新幹線…!
普段接点はあまりないですが同じ会社で働く以上可能性ゼロとはいいきれません。
今のうちに準備をしておきます!

苦手な人との二人きり…なお話いかがだったでしょうか?
コミュ力の乏しい私のような人間にはまさに試練です。

今回のお話がしっかり実践できれば好感度UP間違いなしです。
次からの仕事に大きく影響してくると思います!
人のことは言えないですが苦手な人との接し方もコミュ力UPには欠かせません!
一緒に頑張っていきましょう!一人にしないでください!

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!

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