今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。
今回から「成果を出せる5つの視点」編がはじまります。
ここまでの記事でコミュニケーションの基礎から場面ごとの乗り切り方など学んできました。
あいさつの練習からスタートしてここまでかなり成長したと思います。
円滑なコミュニケーションは仕事を加速してくれます。
コミュニケーションにおける悩みが減ることで次のステップに進むことになりますが悩みが減った分新しい悩みや不安が生まれる余裕ができます。
「成果を出せる5つの視点」編はそんな次のステップに進んだ方の為の記事になります。
では参りましょう!

最初から仕事ができる人など誰もいない
渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より
いつも一歩出遅れてしまうあなたへ
社会で生きていくにあたって不安というのは、誰しもあります。その不安のなかでも大きいのはやはりコミュニケーションの問題です。とくに人付き合いに苦手意識を持っている人ならなおさらです。それに対してはここまでお話ししてきたなかでかなり払拭されていると思っています。
そんな不安の中で、次に気になるのが「成果を出す」ことではないでしょうか。
会社に入る以上は、やはり仕事で成果を出して貢献しないといけません。成果を出せないままでは、最悪の場合はクビになる可能性も出てきます。
ところが、本コラムのメイン読者層である、内気、口下手、あがり症の人というのは、どうしても他人よりも一歩出遅れる傾向があります。人よりできることよりも、できないことのほうが多かったりもします。そうした過去の経験があると、「きちんと仕事ができるかどうか」に不安を持ってしまうのも当然でしょう。もちろんそれは普通の性格の人でも同じことです。
でもそれは、ほぼすべての大人が一度は経験してきていることです。誰もが未知の世界に飛び込む瞬間があり、新しいことを覚えなければならないタイミングがあるものです。
その中で、すぐに仕事を覚える人もいればそうでない人もいる。バラつきが出るのは当たり前のことです。
新人として同期で入社した者同士というのは、やはりお互いに意識します。すぐに成果が見えやすい営業などでは、どちらが先に初受注をするかで暗に競い合ったりもします。最初から加速をつけてガンガン売ってくる人もなかにはいるでしょう。

ただそこで焦っても仕方がありません。あなたなりのペースでいいのです。
むしろ最初からできないほうがいい
仕事というのは、短距離走ではありません。一瞬だけ良い成績を出せたとしても、そのあと低迷していたら評価は下がります。会社がもとめる理想の社員は、平均して長く成果を出し続けてくれる人のほうなのです。
私はこれまでに多くの新人営業マンを見てきました。そのなかで言えることは、最初からいきなり売れる人ほど、その後スランプになりやすいということです。
まだ自分のスタイルもわからないうちに、たまたま成果が出てしまうと、壁に当たったときに対応の仕方が見えなくなるのです。最初は成績をあげて期待されていた人が、その後スランプから抜け出せずに苦しんでいる姿を何人も見てきました。
その点、小さな失敗を繰り返しながら少しずつ成長していくタイプの人は、安定して成績を伸ばす傾向があります。
最初は「できない」のが当たり前です。そこできちんと「悩む」プロセスが大切なのです。まぐれで成果を出しても、いつかはボロが出ます。それよりも自分なりに試行錯誤を繰り返していくほうが、仕事は安定するものです。
あなたには、それを目指してほしいと思っています。
自分なりのペースで構いません。目先の順位にこだわるよりも長い目で自分を見てあげましょう。むしろ最初から成績が上がってしまったら、「これはまぐれだ」と自覚して慎重になることも大切です。あせって自分らしさを失うと、余計に遠回りになります。
仕事はマラソンのようなものです。序盤から飛ばし過ぎてリタイヤするのではなく、じっくりと完走を目指しましょう。

できないときに「悩む」プロセスが成果につながります。

私もそうですがコミュニケーションに慣れてきて自身の対応できる領域に幅が増えるとこれまでの遅れを取り戻そうとする意識と早く上達したい気持ちでつい先走ってしまいます。
マイペースが大事ですね!
いかがだったでしょうか?
コミュ力が上がり人とのかかわりが増えるとあなたの存在感はこれまでに比べてグッと増えます。
新しいかかわりはあなたに新しい期待とお仕事を運んでくると思います。
きっと急なギャップの変化で悩むことも増えるかもしれないですがそれもコミュニケーション力がアップしたことによる成果だと思います。
渡瀬さんのアドバイスにもありますがまずは完走を目指してマイペースに行きましょう!
では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!