No.037 若いうちにどんどん失敗したほうが会社としても得

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

皆さんには「いい経験になった」と思えるような失敗談はありますか?
私はありすぎてベスト10が作れます!
新人の頃はとくに毎日が失敗でした。

27歳の私はまだ社内では若者扱いですが一応後輩もいますし新人という枠でもない絶妙なポジションです。
ただ失敗が「仕方ない」で流されるようなポジションではなくなってきたことだけはヒシヒシと感じます。

さて今回はそんな「失敗すること」についてのお話です!
皆さんは失敗は経験するべき派?それもとしない方がいい派…?

渡瀬 謙
渡瀬 謙

若いうちにどんどん失敗したほうが会社としても得

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

一生失敗しないことができるか?

「若いうちに失敗しておいたほうがいいよ」というセリフは、あなたも何度か耳にしたことがあるでしょう。私も、新人に向けてよく使います。
 ただ、自分が新人の頃を思い出してみると、確かに上司から言われていましたが、内心では「でも失敗しないほうがいいに決まっている」とも思っていました。
 それはそうですよね。仕事で失敗すればそれだけマイナスになります。当然ながらマイナスが無いに越したことはありませんから。

 とくに、私をはじめとする内向的なタイプは、そもそも完璧主義だったりします。ミスや間違いを絶対にしたくないという思いが強いです。それによって人に迷惑をかけることや、叱られることを極力嫌います。
 ですから、仕事で失敗なんてしたくないと思うのは当たり前のことなのです。できれば一生涯失敗とは無縁でいたいと思っていました。

 あなたはいかがでしょうか。やはり一度も失敗しないまま仕事ができるなら、それに越したことは無いと思っていますか?
 まあ理想はそうかもしれませんが、現実は違っています。
 仕事というのは、自分がやり慣れたことだけで完結できるものではありません。はじめて見る場所や、はじめて触る道具がたくさんあります。初対面の人と作業をすることも当然あります。最初は当然ながらどれも初体験です。

 慣れていることでさえミスは起こります。体調が悪いときなどでもミスしやすいでしょう。つまり、人間がやることに関しては、多かれ少なかれミスや失敗から逃れられないと思っておくべきなのです。

渡瀬 謙

そのうえで、どうするかを考えていきましょう。

失敗は大損害にならないための必要体験

 ミスに関して会社側はどう考えているかというと、

「業績に影響が出るような大きな失敗はしてほしくない」
「会社の信用を失うようなミスはしないでほしい」

 まずは、このように思っています。当然ですよね。
 そのうえで、このような大損害を出さないために、心がけていることがあります。
 それが、「若いうちに小さな失敗体験をさせておく」ということなのです。

 会社としては、新人に仕事を覚えてもらうことの一環として、ミスや失敗をしたらどうなるのかについても学んでほしいと考えています。なぜなら、将来大きなミスをしてほしくないからです。
 まだ大きな仕事を任されていない頃の失敗というのは、会社に大損害を与えるようなものではありません。その程度なら会社としても想定内です。
 迷惑をかけてしまったお客さまに対しても、「新人なので」と言えば許されたりもします。新人が失敗しても、それほど大きなリスクにはならないのです。

 ミスや失敗は人間にはつきものだとすると、そこで大切なのは、ミスなどをした後の対応です。対応次第で悪化させることもあれば、適切なリカバリーで逆にプラスに作用することもあるのです。クレームやトラブルから信頼関係に発展することも、ビジネスの世界ではよくあること。

 もちろん、失敗は歓迎すべきことではありませんが、可能性として想定しておくことが、いざというときの対応につながります。会社が求めている人物像は、絶対に失敗しない人よりも、失敗しても適切に他対処できる人なのです。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

失敗することよりも失敗後の対応が重要です。

コミュ力ゼロ美

失敗後の対応は失敗しないと積めない貴重な経験ですね。
メールの送信ミス、経費の計上ミス、取引先相手にBADマナー…小さな失敗は忘れたころに2回目をやらかしますから1回目は新人のうちにやっておきたいところです。

いかがだったでしょうか?
「若いうちに失敗しておいたほうがいいよ」は私も新人の頃に先輩に言われたことがあります。
先輩もまた数多くの失敗を経験したうえで私にその言葉をかけてくれたのだと思います。

失敗したときの対応は以前No.006でも触れていますのでよかったら読んでみてください。

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!

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