No.043 不安があるからこそ成長できる6つの心構え②

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

皆さんの「苦手なこと」てありますか?

私は学生時代体育と音楽がダメでした。
体育祭や合唱コンクールで恥をかきたくなくて必死に練習しましたが結局苦手なまま大学へと進みました。(恥もちゃんとかきました)
友達や先生がその頑張りを褒めたり認めてくれたので何となく間違ったことをやっていたとは思いませんでした。
その経験を引きずっているせいか今でも苦手なことに固執してしまうことがあります。
「なんとかしてやろう」「克服してやろう」と…。

学生時代は自分の成績や進路に関わる話なので自分自身の問題として処理しても大丈夫だと思いますが、社会にでると少し話が違ってきます。
「苦手なこと」にはどう向き合うといいのでしょうか。
不安があるからこそ成長できる6つの心構え第2回はそんな苦手なことに関わる記事になります。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

「成長」とは苦手を克服するのではなく得意を伸ばすこと

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

「頑張る」ことは本当にいいことなのか?

 学校の成績を上げようとするときに、あなたはどの教科に重点を置きましたか?
おそらく多くの人が「苦手教科」をなんとかしようとしたはずです。いつも80点はとれる国語よりも、30点しかとれない算数の勉強に時間を割く。私も小学生のときは、そのように指導されました。
 やはり、成績にバラつきがあるよりも、弱点がないほうが良いとされてきたからでしょう。どんなに1教科がずば抜けていても、他の教科ができないとダメだと言われます。

 ただ、苦手な部分というのは、そう簡単には成果につながりません。そもそも苦手なので勉強するのも苦痛が伴います。当然、いままでできなかったことができるという喜びはありますが、それまでの過程に時間と労力はどうしてもかかります。
 また、苦手なことを努力してできるようにする行為そのものが素晴らしいとされる風潮もあります。ある意味で成果がでなくても頑張る姿だけで褒められることもありますよね。日本人の美学のようなものです。

 このような学校教育に慣れていると、社会人になってからも同じ感覚で仕事に向かいがちになります。苦手なことを克服するために頑張ることは悪くはないですが、いつまでもそれを続けていいのかというと、そんなこともありません。
 会社は学校ではないのです。与えられた仕事をこなして給与をもらうところです。とくに時間の使い方にはバランスを取ることが必要になってきます。

得意なことでゴールに向かうルートを見つけよう

 私は長い間、苦手なことを克服することに多くの時間を割いて生きてきました。それは社会人になってからも同様です。しゃべり下手、あがり症、気弱な性格……など。人より劣っている部分をなんとか人並みにしようと努力してきたのです。それを克服できないと、仕事も人生もうまくいかないと考えていました。

 しかし、もともと苦手なことなので、どんなに時間を使っても人並みにすらなりませんでした。この努力を一生続けるのか? たとえ続けたとしてもゴールにたどり着ける保証もない。そう考えときに、私は絶望をおぼえました。この先ずっと、苦手なことを克服するために生きていくのかと思うと、暗い未来しか見えなかったのです。

 そこで、考え方を変えました。苦手を克服することに時間を使うのではなく、得意なものをもっと伸ばすことに時間を使おうと。

まず、しゃべる練習をやめました。明るく振舞おうとすることもやめました。言いたいことは文章で伝えることにしたのです。すると、驚くべき変化がありました。

 これまでよりはるかにらくに成果を出すことができたのです。
 そこで私は知りました。ゴールへの道はいろんなルートがあって、自分に合ったルートを選べばいいということに。なにも他人に右にならえをして苦手な道を行く必要はなかったのです。

 会社の仕事も同じことです。ゴールに向かって頑張るのはいいでしょう。でもいくら頑張ってもなかなか成果につながらないときは、そこはあきらめて別の道から行ってもいいのです。むしろそのほうが効率があがり、会社からも歓迎されます。
 それは、「逃げ」ではありません。「工夫」なのです。
 そして、自分が得意な道を進んだほうが、はるかに成長が早いです。しかも好きなことなら楽しくできます。仕事は苦しいだけのものではありません。むしろ楽しんで成果を出せるならそれが一番いいのです。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

自分なりに工夫をして成果を出すのが一番の成長

コミュ力ゼロ美

今回の記事は学生の頃の自分に読んでもらいたいです。
体育や音楽に対しての向き合い方ももっといい方法があったかもしれません。

いかがだったでしょうか?
ゴールへの道はいろんなルートがあること、わかっていても別のルートを見つけるのはなかなか大変です。
でも、別の道を模索するだけでもグッと行動範囲が増えますね。

結果が同じ「契約を1件取る」であれば得意な方法でアプローチする、これは日常のストレスを減らすためにも大切なことだと思います。
皆さんも苦手なことを必死に繰り返していませんか?
一度立ち止まって作戦タイムをつくってみるのはいかがでしょうか!

では次の記事でお会いしましょう!
お疲れ様でした!!

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