今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。
今回の記事は自分と周りの人を比べて落ち込んでしまうという人におすすめ!
仕事やプライベートに関わらずつい友達や同僚と今の自分を比べてしまうことありますよね。
すべてが自分より上手くいっている、そんな風に見えてしまうと自己嫌悪に陥ってしまいます。
特に新社会人の方に多い気がしますがこの不安に上手く対処しないと30代、40代になっても抜け出すことは難しいと思います。
これらの感情コントロールも成長するためには大切な要素になります。

比べるのはまわりの人ではなく、昨日の自分
渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より
勝手に人と比較して、勝手に落ち込むクセ
子供の頃からのコンプレックスを抱えていると、どうしても他の人と自分を比較してみるクセがついてしまいます。小さなことでも同期の人間に先を越されると気になります。するといつしか目標が、「彼に追いつくこと」のようになりがちです。
私もずっと他人が気になる性格でした。同期入社の人が先に受注をあげたり、主任に昇進したり、ボーナスの査定でSランクだったり。ことあるごとに比較してしまい、結果的に負けたことに落ち込んでしまう。そんな日々でした。
でも人の成長スピードはそれぞれ違います。同じことでもすぐにできる人もいれば、いつまでもできない人もいます。スタートダッシュに優れた人もいれば、じっくりと成果を出す人もいるのです。私はじっくり型ですね。
そんなじっくりタイプにはとくに言えることですが、自分の成長がなかなか実感できないことが多いです。目に見える成果が出ればわかりやすいのですが、それが見えないと自分でも同じ場所をグルグル回っているだけのような気がして、このままでいいのかなと焦りがでます。まあそうして焦ったり悩んだりするのも、成長の過程では必要なことなのですけどね。
そのためにも、自分の成長を少しでも実感できるように工夫をしましょう。
今日あたらしくできたことをメモする
私が普段教えている営業も、じつは成果が見えにくい仕事です。売れたときにはじめて評価されることが多いので、それまでの売れない時間がとても苦痛に感じられてしまいます。ましてやずっと売れないままだと、成長が止まっている感覚になってきます。
とくに高額商品の住宅販売などでは、月に1件売れたら優秀です。逆に言うとほとんどが売れない日々ということです。目に見えた成果が出ないと、上司からのプレッシャーもまわりからの目も気になります。
そこで私がいつもすすめているのは、プロセスを評価するというもの。
たとえば、営業で10件のお客さまを回ったとします。そのすべてに断られて帰ってきたら、売上はゼロです。しかし、たとえその場で売れなかったとしても、今後も会いに行けるような関係性を築くことができたとしたら、それは成果としてカウントするのです。
つまり、昨日よりも10件の見込み客が増えたと考えます。このように仕事の途中経過も評価の対象にすることで、きちんと成長していることが実感できるのです。
仕事によっては、日々の変化が見えにくいものや、成果を出すまで時間がかかるものもあります。自分では前に進んでいる実感がわかないこともあるでしょう。
そんなときこそ、昨日の自分と比べてみてください。
「仕事の知り合いがひとり増えた」
「コピー機の表裏印刷のしかたを覚えた」
「いつもは話してくれないお客さまと会話ができた」
人に言えないような小さなことでもいいのです。昨日と比べて今日できたことを自分のなかでカウントしていきます。それをメモしておくといいでしょう。あとで振り返ってみると、自分の成長が実感できますよ。
成長というのは、他人と比較するものではありません。あくまでも自分の中でのことなのです。あなたなりのペースでいいのです。1日ひとつ、昨日の自分よりもできたことを積み重ねていきましょう。1年後には別人のように成長しているのが実感できるはずですよ。

成長は1日1日の積み重ねで実感できる

1日ひとつの成長メモ、これが習慣となるだけで大きな成長ですね。
倒すべきは昨日の私です。
いかがだったでしょうか?
比較するということをやめずに対象を昨日の自分に変えるだけでもハードルがグッと下がります。
日記も一日3行しか書いてなくても1年くらいして見返すとすごい量になってますよね。
一日ひとつの成長も1年後には…!
まずは今日からひとつあなたの成長をメモしてみてください。
では次の記事でお会いしましょう!
お疲れ様でした!!