自分から声をかけられない、みんなの視線や人前で喋ることができない、こんな悩みをかかえてはいませんか?
この連載ではサイレントセールストレーナーの渡瀬 謙氏の著書「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本」から、そんな悩みを抱えて生きる方へ同じく自らの性格に40年以上、悩んできた渡瀬さんが培ってきた内向型人間の「弱み」を「強み」に変えるまでのお話を抜粋してご紹介します。
#7では前回までのお話しを踏まえてステップ1のまとめのお話しになります。
#1はこちらから
第1章 そもそも内向型人間特有の悩みって何だろう? 3/3
■ いまの自分を知るだけで、ものの見方はこれだけ変わる
もしあなたが、私と似たような境遇だったら、内向型の自分を正確に知るということすら苦痛なことでしょう。
つい現実から目をそむけたくなる気持ちもわかります。
でも、それはあなた自身が解決していかなければならない課題でもあるのです。その課題をクリアしないうちは、いつまで経っても心は晴れません。
へたをすると一生モヤモヤとしたまま過ごすことになるのです。
それを何とかしたいと思ったからこの記事をここまで読んでいるのでしょう。
はっきり言います。課題は解決できます。
そのための最初のステップとして、いまのあなた自身を直視して、正確に知ることが大切なのです。
「自分は内向型で、○○のような特徴を抱えている人間だ」
これだけでステップ①はクリアできます。
いかがですか。これまで避けてきた「自分と向き合う」という作業は。やっぱり自分はダメなヤツだなと再認識する人もいるかもしれませんが、それも全部含めてあなた自身なのです。

■ 自分の変化に気付く
自分が苦手なことや嫌いなこと、人よりも劣っていることなどを客観的に知ることができると、ものの見方が変わってきます。
これは私の場合なのですが、苦手な誘いに対して、以前は「頑張って参加しなければ」と思っていましたが、自分を知ってからは「苦手なことをやらないで済む方法はないかな」というように変わったのです。小さなことかもしれませんが、私の中では革新的に大きな変化でした。
自分が苦手なことを知ることで、それに対して素直な気持ちで対応できるようになります。我慢するしかなかったことでも、我慢しなくてもいいのではないかと思えるようになる。
そう、自分が苦手な物事に対する考え方が変わり、それに対処する選択肢が増えたのです。
おそらくあなたにも少しずつ変化が出始めているのではないでしょうか。
「俺って、子供の頃から無口だったんだよなあ」
「私は、細かいことを気にする性格です」
こんな風に思えたらOK。このステップはクリアです。自分の心の中で思うだけなので、簡単な作業です(多少は心の葛藤があるかもしれませんが)。
では次回からステップ②に進みます。
