今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。
最近は後輩からの相談を受けることも増えました。
前回の記事「No.011 そもそもコミュニケーション能力って何?」では聞き上手は好感を持たれるというお話がでてきましたが今まさに聞き上手になるため経験を積めている気がします。
聞き手に回ることでいろいろな人の話を意識して聞く機会が増えると思います。
では会話の上手い人の話し方ってどんな感じなんでしょうか?
今回はそんな「会話のうまい下手」についてのお話です。
もしよかったら参考にしてくださいね。

会話のうまい下手はこうして見分ける
渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より
話のうまさと会話のうまさの違いを知っておこう
私が勤めていた会社では、毎朝フロアのメンバー全員で朝礼をやっていました。ぐるりと輪になってみんなの顔が見える状態のなか、課長が話をします。その話がとてもうまかったのを今でも覚えています。
ほんの5分程度なのですが、その魅力的な話し方にグイグイと引き込まれていきます。まわりの人たちも尊敬のまなざしで見ています。うまく話ができる人というのは、それだけで人を惹きつける力があるのだと知りました。
ただし、それはひとりで話をするときだけのことでした。
ある日、その課長と一緒に客先に行ったときのこと。自分の話に酔いしれてしゃべりまくっている彼と、苦笑いをしているお客さまの顔を交互に見ている私がいました。まったく会話になっていなかったのです。後日、私がひとりで行ったときに、その客さまに「おたくの課長はよくしゃべるね~」と皮肉を言われました。
話がうまいからといって、会話がうまいとは限らないという実話です。
「うまく話をすること」は、そう簡単ではありません。話の内容はもちろんのこと、話し方や強弱のつけ方、間の取り方、声のトーン、表情や身振り手振りなど多くの要素がからんできます。勉強すれば誰でもうまくなれるというものでもありません。持って生まれた性格や育ってきた環境も影響します。
しかし、「うまく会話をすること」は、誰でも身に付けることが可能です。
また話したいかどうかが分かれ目
あなたもこれまでに何人もの人と会話をしてきたはずです。そのなかには、「この人との会話は疲れるなあ」とか「この人とはあまり話したくないなあ」と思った相手もいたでしょう。
反対に、「この人とは時間を忘れて話せるなあ」や「また話がしたいなあ」などと思わせてくれる人もいたと思います。ここが会話上手かどうかの分かれ目です。
できれば、また話がしたいと思われるようになりたいですよね。
そのためには、「何を話そうか」とか「どう説明しようか」のように自分にベクトルを向けるのではなく、常に相手を見ることです。
私が営業でお客さまと会話をしていたときのこと。話をしていて何となく相手が上の空な感じがしていました。いつものように話に乗ってこないのです。そこで私はこう聞きました。
「ところで、何か心配事でもあるんですか?」
「えっ、どうして?」
「さっきからソワソワしている感じに見えたもので」
「うん、じつは今日、娘の受験の発表があるんだ」
「そうだったんですか。それは気になりますね」
そうしてしばらく娘さんの話をしていると、メールで受験合格の連絡が入りました。安心したお客さまはその後、私との会話に集中することができて、結果的に注文もいただきました。
あのとき私が自分の話ばかりを意識していたら、相手の心配事に気がつくこともなかったでしょう。でも気がつけば会話は成功に向かいます。別れ際のお客さまの表情も明るかったのを今でも覚えています。
人は、自分の意を汲んでくれる相手に好感を持ちます。会話上手な人というのは、決して相手を不快にさせません。また話したいと思わせてくれるものです。
ぜひそんな人を目指してください。
相手の気持ちを優先すれば自然に会話がうまくなります
聞き上手から会話上手へのステップアップに関わる大きなヒントありますね。
会話はキャッチボールと言いますがちゃんと相手の気持ちを汲んだ状態でボールを受け取れるようにしたいですね。
私も「また話がしたいなあ」と思われる人になりたいです。
今回は「会話のうまい下手」についてお話でした。
面白い話ができることはそれ自体にも価値がありますが、相手のいる会話という場面ではそれだけでは上手くいかないようですね。
私も引き続き経験を積んでいきたいです!
では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様でした!!