No.019 苦手な人ほど「話題が見つからない」で悩んでいる

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

皆さんはこんな経験ありませんか?
たまたま帰りの電車で会社の同僚とバッタリ遭遇。
仲は悪くないけど普段話す仲でもなく、微妙に気まずい空気が流れる車内。
何か話した方がいいような気がするけど話題がない…!
必死に無表情で頭の中の引き出しをひっくり返す自身を照らすマジックアワー。

自分の会話力の低さに落ち込んでしまいます。
ずっと会話が続く人、会話の終わらせ方が上手い人…尊敬します。

今回からは「会話の基本」編スタートです。
もしよかったら参考にしてくださいね。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

苦手な人ほど「話題が見つからない」で悩んでいる

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

いつまで無意味な行為を続けますか?

 良好なコミュニケーションとスムーズな会話。かつての私がのどから手が出るほど欲しかったものです。でも今ではその両方を手に入れました。
 そこでこの章では、私の実体験をもとに、しゃべりが苦手な人が陥りがちなことを踏まえながら、解決のための「会話の基本」を押さえていきます。

 誰かと一緒にいるときに、私がいつも困っていたのは「話題」でした。相手が勝手にしゃべってくれる場合はいいのですが、まだお互いによく知らない間柄だったりすると、何を話していいのかわかりません。どちらが先にしゃべるかを心の中でけん制し合いながら、気まずい沈黙が延々と続きます。思い出しただけでもイヤですね~。
 でもそのときは必死です。必死にあることをやっていました。

 それが話題探しです。この沈黙をやぶるための話題は何かないかと懸命に探していました。
 高校生の頃の私は、まだかなりのコミュ障で無口な人間でした。あるとき文化祭の打ち合わせで喫茶店に集まることになったのですが、たまたま女子と二人きりになってしまったことがあります。向かい合わせで二人だけ。普通の男子高校生なら喜ばしいシチュエーションでしょうが、私は違いました。

「なんでこんなことになってしまったんだ! はやく誰か来てくれ~」

 心のなかでそんな叫び声をあげながら、その場をどうしのぐかを考えました。そこで私が具体的に何をやっていたかというと、自分の脳を検索して何かいい話題はないかと探す作業をしたのです。あなたはいかがでしょうか。同じようなことをしていませんか?
 しかしその行為こそが間違いだったのです。

 インターネットで検索したときに最適な答えがヒットするのは、膨大な情報量があるからです。それに比べて私の脳のなかには、そもそも気の利いた話題などストックされていませんでした。そこをいくら探しても見つかるはずがなかったのです。
 やっとのことで絞りだした話題は、相手の「へえ~」の一言で終了。つまらない話題だから仕方がありません。そんなことの繰り返しで私は疲弊していました。

話題に困ったら相手の脳を使えばいい

 考えてみれば、会話は二人でするものです。なにも自分だけしゃべろうとしなくてもいいのでは? あれから何十年も経ってからようやくこの結論に達しました。

「自分の脳が空っぽだったら相手の脳を借りればいい!」

 まあ、普通の人なら当たり前にやっていることかもしれませんが、なんせ人付き合いの経験値が極端に低い私です。当時はそのことに気づきませんでした。
 もし、時間を巻き戻すことがでたら、高校生の私に教えてあげたいです。もうひとりで悩む必要はないんだよ。そしてもっと気軽に会話を楽しむことができるんだよ。あのときの女子にもつまらない思いをさせることもなかったでしょう。あの頃それがわかっていれば、もっと違った人生を歩んでいたかも……。

すると、会話に対する視点が変わってきます。これまでは自分がどうしゃべるかだけに焦点を当てていて、そのまま玉砕していました。
 しかし相手の脳を借りるという視点になると、どんな聞き方をすればしゃべってくれやすいのかを考えるようになります。ここが大きな分かれ目です。
 あとはそれをどうやって聞き出すかです。
 次回以降で詳しく解説しましょう。

話題探しは一人で悩むものではない

私的には共感しかないお話でした。
きっと相手の女の子も頭の中で必死に話題を探していたかもしれないですね…。

今回は「会話の基本」編の最初ということで全体の足掛かりとなるお話になります。
同じ悩みを抱えている方は是非お付き合いくださいまし!

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!

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