No.034 立食パーティーで話し相手が見つからないとき

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今日もネットカフェからこんにちは。
コミュ力ゼロ美です。

社会人になると望む望まないにかかわらず「大人」としての立ち振る舞いが必要になってくる時があります。
敬語や名刺の渡し方などマナーの基礎的な部分は新卒時代に教えてもらったり就活が始まる前に自発的に勉強したりしている方が多いと思うので大丈夫という方も多いと思います。

問題はコミュニケーションの部分ですね。
パーティーや大規模な飲み会、展示会場での商談やお仕事関係での結婚式やお葬式まで…10代20代で社会人なって60代で定年を迎えるまでいろいろなイベントに参加する機会がくると思います。
そんな中でやっぱり一人喋れず会場でポツンとしているのは悲しくなってきます。

もちろん私もエレガントなドレスを着て「ご機嫌麗しゅうございます」なんて経験はありませんが会社での立食パーティーなどにはたまにではありますが参加しないといけない時があります。
10代は田んぼで走り回り20代で秋田から上京してきた私にとっては慣れない場所で人に囲まれる状況というだけで辛いです。

そんないっぱいいっぱいな状況で孤立しないためにはどうすればいいのでしょうか?
今回はそんな「立食パーティー」でのお話になります。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

立食パーティーで話し相手が見つからないとき

渡瀬 謙著 「コミュ力ゼロからの「新社会人」入門」より

知らない人には話しかけないでいい

 飲み会が苦手な人なら、立食パーティーはもっと苦手でしょう。そもそも知らない人ばかりが集まっているので、独りぼっち感がさらに強まります。
 しかし社会人になるとどうしても付き合いがあります。お客さまからの誘いを断るのも良くありません。ただ出席するにしても、つまらなそうにしていたら、これまた主催のお客さまに対して失礼です。
 苦手であることを前提に、パーティーでの振舞い方を解説します。

 これは私のなかのルールなのですが、パーティーでは知らない人には話しかけないというのがあります。いきなり話しかけて名刺交換をしても、そのあとに発展するとは思えないですからね。
 ですから最初にやることは、「知人を探す」です。知っている人を見つけてその人と一緒にいることができれば、まずは安心できます。私は最後まで知人とだけしゃべっていることもよくあります。
 そのうちに、それぞれの知人の輪が広がってくることもあります。知り合いの知り合いですから、初対面の人よりも気兼ねなく話せます。名刺交換などしながら、お互いのことを聞き合いましょう。

 次に頃合いを見て、主催者にあいさつに行きます。やはりこの会に招待してくれた相手なのでお礼を言うのは当然です。

「今日はお招きいただきありがとうございます」
「けっこう大勢の方が来ていますね」
「ここの食事は美味しいですね~」

 このように、お礼と会の感想などを伝えます。そのうえでこんな質問をします。

「ちなみに今日は、私の知っている人は来てますか?」
 せっかく知人が来ているなら顔を合わせておきたいと思うからです。

 また、私ならではのこんな質問もしてみます。
「今日は、出版社の方とかいらっしゃいますかね。いたらご紹介いただけるとうれしいです」

 主催者としても、参加者同士で親睦を深めてくれるのはうれしいものです。私としても仕事につながる可能性があれば、出席したかいがあります。
 まったく知らない人を開拓するよりも、紹介から発展する人間関係のほうがはるかに強力です。

ひとりでも知り合いが増えたら大成功

 例外的に、知らない人に話しかける場合もあります。
 知っている人がひとりもいなくて、なおかつ主催者とも知り合いではないとき。そんなときは、会場をぐるりと見渡します。すると、自分と似たようなにおいがする人が大抵いるものです。そう、ひとりで寂しそうにしている人。

「今日はおひとりですか?」
「私もひとりなんですが、どうもこういう場は苦手で」
「よろしければ、一緒にお話ししませんか?」

 このような感じで話しかけるようにしています。パーティーが苦手という共通の話題もあるので、初対面でも違和感なく話せることが多いです。

 苦手な場所ではありますが、せっかく時間を使って参加しているのですから、何かしらプラスにしたいものです。次にまた会う約束ができるような人を、ひとりでも見つけられたら、そのパーティーへの参加は大成功と言えるでしょう。

渡瀬 謙
渡瀬 謙

名刺を配りまわるより、ひとりの人とじっくりと話そう

コミュ力ゼロ美

お仕事関係でのパーティーだと99%が知らないお客様というのも珍しくありません。
まずはひとり…ひとりだけ新しい繋がりが作れるように頑張ります!

いかがだったでしょうか?
ここまでシチュエーション別のコミュニケーションの取り方を読んでいただきましたが、この「会話のテクニック」編は今回で最後、次回はまとめ記事になります。

いままでのお話からの応用も多かった「会話のテクニック」編は個人的にはあるあるなシチュエーションが多く実践向けかと思います!
参考になったら嬉しいです!

では次の記事でまたお会いしましょう!
お疲れ様です!!

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