こんにちは。
お盆シーズン皆さんいかがお過ごしでしょうか?
Bizコラム編集部はこのタイミングで記事を更新しておりますのでお察しください。
皆さんがお仕事を選ぶうえで大事にしている「価値観」はなんでしょうか。
自分がやりたいこと?能力にあってるいるか?それともストレートにお給金…?
今回の就職・転職用語集は「キャリアアンカー」です。
では早速参りましょう。
キャリアアンカーとは?
キャリアアンカーとは、エドガー・シャイン教授が提唱しているキャリア形成の概念で簡単に言うと、仕事やキャリアを選ぶうえで、自分がどうしても譲れない価値観や考え方のことです。
「アンカー」は英語で「いかり」という意味があります。
仕事や環境が変わっても、自分の中で簡単には変わらない軸として船が流されないようにいかりを下ろすようなイメージです。
人によって譲れない価値観や考え方は違いますよね。
「ずっと現場で働きたい」「安定した職場がいい」「残業がないところがいい」などなど…。
年収を最優先する人もいれば、仕事内容や働く場所、自由な時間を重視する人もいます。
キャリアアンカーを知ることは、自分にとって働くうえで何が大切なのかを整理することともいえます。
キャリアアンカーには8種類のパターンがある
キャリアアンカーはエドガー・シャイン教授が考えた8つのカテゴリーに分かれており、どんな人もいずれかに当てはまるとされています。
■ 専門・職能別能力
特定の分野で知識やスキルを高め、専門家として活躍したいタイプです。
「一つの仕事を極めたい」「得意分野に特化したい」という人は、この価値観を大切にしているかもしれません。
■ 経営管理能力
組織をまとめたり、人や仕事を動かしたりすることにやりがいを感じるタイプです。
将来的に管理職やマネージャーを目指したい人に多い考え方です。
■ 自律・独立
自分のやり方やペースで仕事を進めたいタイプです。
細かく指示されるよりも、自分で判断しながら働ける環境を好む傾向があります。
フリーランスや個人事業に関わらず組織でもこういう方はいますね。
■ 保障・安定
安定した収入や雇用、働く環境を大切にするタイプです。
より長く安定したところで働きたい!って方も多いですよね。
■ 起業家的創造性
新しいサービスや仕組みをつくることにやりがいを感じるタイプです。
ゼロイチなチャレンジが大好きな方ですね。
このタイプはパワフルな方が多そうです。
■ 奉仕・社会貢献
安定した収入や雇用、働く環境を大切にするタイプです。
より長く安定したところで働きたい!って考え方も大事ですよね。
■ 純粋な挑戦
難しい課題に挑戦したり、競争のある環境で力を試したりすることにやりがいを感じるタイプです。
簡単にできる仕事よりも、「できるかわからないけれど挑戦してみたい」と感じる人に多い考え方ですね。
オラわくわくすっぞぉタイプです。
■ 生活様式
仕事だけでなく、家庭や趣味、プライベートも含めた生活全体のバランスを大切にするタイプです。
勤務地や勤務時間、休日、リモートワークの有無など重視される方です。
キャリアアンカーを知ると何がいいの?
キャリアアンカーを知るメリットは、転職先を選ぶ基準がより具体化になることです。
転職するときは給与、休日、仕事内容、福利厚生、勤務地…のあれやこれや優先したいことがたくさんあります。
そんなとき、自分のキャリアアンカーがわかっていると、
「給与も大事だけど、今の自分は専門性を伸ばせる環境を優先したい」
「仕事内容は魅力的だけど、転勤が多いなら自分の生活には合わない」
など、キャリアアンカーは、求人を選ぶときの自分なりのものさしになります。
キャリアアンカーはヒント程度に
キャリアアンカーは、転職先を考えるうえで役立つ考え方ですが、これだけで会社を決める必要はありません。
求人情報を見るときはいろいろな項目を見ますよね。
更にそこから自分に合った条件を見つけ出し多く当てはまる求人を探していくことになります。
「給料はいいけど、通勤片道2時間…?」
「家賃補助はあるけど、地元からなるべく離れたくない」
「いろんな仕事に関わりたいけど、かなりしっかり分業されてそう…」
こうなってくるとどんどん迷っていきます。
キャリアアンカーは、その中で迷ったときに、「自分が本当に大切にしたいものは何だったか」を思い出すためのヒントとして使うのがおすすめです。
まとめ
キャリアアンカーとは、仕事やキャリアを選ぶうえで、自分がどうしても譲れない価値観や考え方のことです。
専門性を高めたい人もいれば、安定した環境を大切にしたい人、自由な働き方や生活とのバランスを重視したい人もいます。
転職活動では、条件の良さだけで会社を比較していると、なかなか決められなくなることがあります。
そんなときにキャリアアンカーを決めておけば自分がなにを重要視しているかの基準になります。
転職先を探す前に、まずは自分自身の“譲れない価値観”を知ること。
それも、納得できる転職につながる大切な準備のひとつです。
ではまた次回、就職・転職用語集でお会いしましょう!