ポータブルスキル

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ホワイトカラーはAIで消滅してしまうのか!?
なんて危機感を煽ることを言っておいて何も対策できていないBizコラム編集部です。

今回は「ポータブルスキル」を取り上げます。
この言葉はAIが広まる前からある概念ですが、AI時代にまた必要な考え方なのかなと思います。

今回は、就職・転職用語集として、ポータブルスキルの意味や具体例、AI時代になぜ大切なのかを解説していきます!

ポータブルスキルとは?

ポータブルスキルとは、会社や職種が変わっても活かしやすい仕事の力のことです。
例えばコミュニケーション能力で「相手に分かりやすく伝えるスキル」や「周りをうまく巻き込み相談しながら進めるスキル」だったり、メンタル面でいうと「急なトラブルに落ち着いて対応するスキル」「大勢の人前でも緊張しないスキル」など、こうしたものは営業でも事務でも接客でも、いろいろな仕事で役立ちます。

資格や専門知識のように「この仕事ならでは」のスキルというより、どんな仕事でも土台になりやすい力と考えるとわかりやすいかもしれません。

専門スキルとは違うの?

専門スキルは、特定の仕事で必要になる知識や技術のことです。
たとえば、プログラミング、経理の知識、デザインソフトの操作、Web広告の運用などがこれにあたります。

ポータブルスキルは、そうした専門スキルとは少し違って、仕事が変わっても比較的活かしやすい力です。
たとえば、業界が変われば扱う商品や知識は変わります。
でも、「相手に分かりやすく伝えるスキル」や「急なトラブルに落ち着いて対応するスキル」は、次の職場でも役立つことが多いはずです。

つまり、

  • 専門スキル=その仕事に必要な知識や技術
  • ポータブルスキル=どこでも活かしやすい仕事の力

と考えると良いかもしれません。

なぜAI時代に必要なのか?

最近はAIの話題が増えて、「これからはAIにできないことが大事」と言われることも多くなっています。
もちろん、AIを使えることや新しい知識を学ぶことも大切です。
ただ、それと同じくらい大切なのが、AIをどう仕事に活かすかを考える力です。

AIが出した答えをそのまま上司に伝えることはだれでもできます。
「相手に分かりやすく伝えるスキル」という部分でいうと、「AIの情報が正しいのか精査した上で、いまの状況を見ながら必要なことだけを簡潔に上司に伝える」。
これを的確に実行できる人はどの職場に行っても一定の信頼を得られるはずです。
こうした力は、AIが広がる時代だからこそ、より大切になっていくと考えられています。

AIは便利な道具ですが、何のために使うのかを決めたり、最後に判断したりするのは人です。
だからこそ、ポータブルスキルのような“どこでも活かせる力”が改めて注目されているのです。

ポータブルスキルにはどんなものがある?

ポータブルスキルは特別な人だけが持っているものではなく、普段の仕事の中で少しずつ身についていることも多いです。
たとえば、こんなスキル。
仕事を進めるスキル
・状況を整理する
・優先順位をつける
・計画を立てる
・予定外のことに対応する

人と関わるスキル
・相手に伝わるように話す
・周りと協力する
・報告・連絡・相談をする
・相手に合わせて対応する

社会人として普通と思われるかもしれませんが、これらを最低限できるレベルなのか高いレベルでできるのかで人としての評価は大きく変わります。

AI時代の転職で意識したいこと

AI時代と聞くと、「AIで何かできるようにならなきゃ」と焦ってしまう人もいるかもしれません。
もちろん、新しいことを学ぶ姿勢はとても大切です。
ただ、それだけではなく今までの仕事で身につけてきた力を見直すことも同じくらい大切です。
コミュニケーションスキルは対人で磨かれていきます。

AIは指示を忠実に実行してくれますが、あなたのように相手の感情を読み取り、抽象的な言葉をくみ取り、相手が欲しいと思われる情報をピックアップし、フランクだったり丁寧だったり口調を都度合わせて答えるということはできません。

まとめ

ポータブルスキルとは、会社や職種が変わっても活かしやすい仕事の力のことです。

AI時代には、新しい知識やデジタルスキルももちろん大切です。
でもそれと同じように、どこでも活かせる力もますます重要になっていきます。

転職活動では、「資格がないから強みがない」と考えるのではなく、これまでの仕事の中で身につけてきた力にも目を向けてみることが大切です。

自分では当たり前だと思っていたことが、実は次の職場でも活かせる強みかもしれません。
AI時代の転職だからこそ、自分の力を広く見つめ直してみたいところです。
ではまた次回、就職・転職用語集でお会いしましょう!

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